努力できる人を育てる、塾長ワンオペ指導!【さの塾】佐野先生

全盛期には300名以上在籍生徒がいた大手塾で、13年間指導を行う。受験指導を続ける中で「個人別で確実に生徒を伸ばす指導がしたい」と考え、生徒一人ひとりを大学受験まで個別に指導する『さの塾』を開業。

今回は、『さの塾』代表を務める佐野太郎先生にお話を伺いました。

目次

幼児から大学受験まで、塾長先生がワンオペ・ノーストップで指導する塾

『さの塾』は、生徒たち一人ひとりに目が届く規模で指導したい、という思いで開業したため、講師は私だけで完全ワンオペの塾です。
小学校低学年から、高3生の大学受験まで、ノーストップで指導することができます。

以前は大手塾で高校受験や大学受験指導を行っており、全盛期には教室に300名以上の生徒が在籍していました。
当時働いていた塾は主に一斉授業で教えるスタイルでした。
一斉授業は、生徒同士で切磋琢磨できるメリットもありますし、私自身も授業をすることが好きだったのですが、生徒たちはこちらが思っている以上に“本来の意図とは違う理解をしている”ことが多いと感じていました。

難関校を目指す子であればあるほど、先の勉強で行き詰まらないような解法や勉強法を身につけてもらう必要があります。

そのため「今の解き方では難しい問題では応用できないから、こちらの解法を身につけてほしい」という授業をするのですが、生徒たちは「今解けてるんだからいいや」と、聞いているようで聞いていないこともしばしば。
授業時間外で質問を持ってきた時に、「授業中あんなにうなずいていたのに、分かっていなかったの?」ということが多々ありました。言葉だけが耳に入って、意味意義を理解するまでには至っていないんですね。

一斉授業では、全員に伝えたいことを100%伝えることは難しく、生徒一人ひとりの細かい部分まで見きることはなかなか難しいのだと痛感しました。

個別指導と一斉授業では、1対1と1対多で使う言葉や説明の仕方も違いますから、当然ではありますが、個別に説明をすると一斉授業で説明するよりも、腑に落ちやすいのです。

そのため、『さの塾』では個別での指導を行っています。

目の前の生徒と二人三脚で努力する「生徒とともに受験を乗り越えていく塾」がコンセプトです。

変わり続ける社会の中で、先生自身が「勉強」を続ける

塾講師って、特に会社勤めだと自由に使える時間は少なくなります。
生徒たちに勉強や将来のことを語る立場なので、絶対に視野の狭い人間になってはいけないのですが、視野が狭くなっていきがちな職業でもあります。
私自身そのことに懸念があって、自分の視野を広げていくためにも自由度がほしいと思い、独立するきっかけの一つとなりました。

前職時代の卒業生も含めて、たまに卒業生が遊びに来てくれます。
そうすると、大学生や社会人としての彼らと接するので、政治だったり音楽だったり、それぞれの分野の話題を持ってきてくれます。
どんな話を持ってきてくれた時にも、私なりの考えをもって対話したいと思っていますので、そのためにも日々視野を広げる努力をしています。

自分で情報収集もしますし、高校時代から所属しているボート部のOB会に顔を出して様々な業界で働く先輩方のお話を聞かせていただいたりと、外に出る機会も大切にしています。

自分で塾をやっているからこそ強く思うことですが、誰にでもマネできることでは食っていけません。
世間に求められることもどんどん変わりますから、変化を肌で感じて、勉強し続けています。

それぞれの置かれた場所で「努力」できる人に

私が社会に出て最初に就職したのはベンチャー企業でした。
会社がいつ潰れるかも分からない、安定とは真逆の世界でしたが、私自身が“会社に貢献できる力をもった人になりたい”と思っていたので、日々「独立したとしてもやっていけるくらいの力をつけよう。それでこそ会社に貢献できる」という精神で働いていました。

その考えは今も大切にしています。

生徒たちに対しては、一人ひとり得意なことやパーソナリティが違いますので、自分に合った生き方を選んで、それぞれの場所で努力してほしいと思っています。

私の個人的な思いとして、お節介ではありますが、卒業生には「家庭を持ってほしい」という思いがあります。
もちろん各々の選択によるものですが、昨今は結婚がしたくても経済的にできないケースもあります。
家庭を持って働いて生活する、一見当たり前のように見える生活にも、努力が必要です

努力すれば、誰しも必ず成長します。
私も努力を続けていますし、成長し続けていますので、若い生徒たちができないはずがありません。

勉強が苦手でも嫌いでも、努力をして、点数を伸ばすことはできます。
生徒一人ひとりと二人三脚で、努力のお手伝いを続けていきたいです。

親子関係もアシストする塾講師

成長の過程で、反抗期があったり、親子の間柄だから伝えられないということも出てきます。その時に、塾の先生だったら話を聞いてくれるとか、そういう立場も塾講師の大事な役割だと考えています。私自身、高校生になる娘がおりますが、親子関係は難しい…と痛感しています(笑)
幼児期から大学受験まで、長ければと10年以上のお付き合いになることもありますので、勉強面以外でもご家庭をサポートしていきたいです。

個別形式で、確実に一人ひとりを伸ばすワンオペ指導。これからも頑張ってください!
佐野先生、ありがとうございました!

さの塾へのお問い合わせはこちらから

塾名さの塾
所在地〒790-0005
愛媛県松山市花園町4-4 405花園bldg302
HPhttp://sanojuku.net/
TEL089-968-1723
対象学年幼児~高校生
instagram@sanojuku
YouTubeさの塾

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この記事を書いた人

枚方市在住。岸和田の個人塾『大志学園』で勤続13年、過去に地域の公立高校・私立高校を紹介するフリーペーパー「大志通信」の制作を担当。”個人塾の良さを、沢山の人に広めたい”という思いで『いい塾探しドットコム』を運営しています。

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