一人ひとりを伸ばす少人数制指導で”頑張れる人”を育てたい【学習塾Newton】鎌中先生

多種多様な塾で豊富な指導経験を積み、「全員を伸ばしきる塾にしたい」と『学習塾Newton』を独立開業。
自身の母校でもある富雄南中学生を対象に、一人ひとりを伸ばす1学年7名限定の少人数制指導を行っている鎌中先生。

今回は、『学習塾Newton』代表の鎌中澄人先生にお話を伺いました。

目次

全員をしっかり見るための“1学年7人制“

長年、大手塾や個人塾で指導をしてきて、携わった授業のほとんどが、1クラス20~30人の集団指導でした。
集団指導だと、授業中についてこれない子がどうしても出てきます。その時は「授業の空き時間で質問を持ってきてもいいよ」と個別に声をかけていました。
そうすると、多くの子どもたちが自発的に質問を持ってくるんです。そして個別にフォローをしていくと、授業の時には全然できないと思っていた子がコロッと変わって、授業についてこれるようになるんです。

そうした成長を目の当たりにして以来、「生徒一人ひとりにしっかり手をかけてみたい」という思いが出て来て、講師として前職を続けることも考えたのですが、自分で理想の塾をやってみようという思いで『学習塾Newton』を立ち上げました。

現在は、私の母校でもある、富雄南中学校の中学生と、富雄南中学校に進学予定の小学生を対象に“1学年7名限定”の指導をしています。

7名という人数設定は、私が全員をしっかり見れる人数として設定しました。

指導経験の長い先生方とお話していると、1人だと30人は見きれない、10人を超えると「この子の今日の様子を覚えていない」という子が出てくる、ということは皆さん口を揃えておっしゃいます。
今の規模感ですと、一人ひとりがどんな表情をしていたか、どんな動きをしていたかまで見ることができています。

ここぞという時に踏ん張る力をつけてほしい

中学生は多感な時期ですが、『学習塾Newton』に来てくれる子には「踏ん張らなあかん時に踏ん張れる人になってほしい」と願っています。

定期テストでも、受験勉強でも、それにどう向き合うかで、大人になった時の考え方や頑張る力も変わってきます。その基礎を習得していくことも、中学生の勉強において大切なことだと考えています。

部活でしんどいとか忙しいとか休みたいとかあるけれど、目の前にテストがあるなら頑張らなあかん。
しんどいからやめよう、とやめてしまうのか、もう一歩踏ん張ってみるのか、それによって結果は全然変わってくる。
それと、自分の「最低限ここまでできる、ここまでやる」っていうラインは、プライドを持って守ろう。
自分の力で6~7割点数が取れるはずなんだったら、取り切らないと。
勉強は苦手でも提出物だけは期限通り出せるなら、そのラインは守り続けないと。
将来仕事をする時に、お客さんに提出する期限が守れなかったら、それだけで信用はなくなるんやから。自分の会社がピンチになったら、休みたくても休まず働かなあかん時もあるんやから。

というようなことを、日々生徒たちに話しています。
令和の時代なのに、口うるさい昭和の塾かもしれません(笑)
それでも、絶対に大切なことだから、伝え続けていきたいと思います。

日々の塾での様子や生徒に伝えていることは、保護者の方にも公式LINE等でお知らせしています。
LINEやinstagramのDMで、お送りした内容に対してコメントをいただくこともあります。
ご家庭と、生徒本人と、3人4脚で進んでいきたいですね。

人と人との繋がりを大切に、塾の文化を育てていきたい

私の講師人生は、かつて奈良県にあった『稲田塾』でスタートしました。
稲田塾は昔ながらの熱血塾で、授業のやり方や指導者として生徒たちに向き合う姿勢などを徹底的に叩き込まれました。私の先生としてのベースは、そこで作られたと思います。
その後、大手塾で営業中心の塾運営を経験したり、個人塾に勤めてフットワークの軽さや裁量の自由度も経験し、また自由な中でやるべきことを学ばせてもらいました。多種多様な塾で勉強させてもらい、沢山の先生や生徒たちと出会いました。
どれか一つでも欠けていたら、今の『学習塾Newton』の形態にはならなかったと思います

塾名の「Newton」は、万有引力の法則を発見したニュートンの名前にちなんでつけました。「人と人のつながりを大切にしたい」というのが、私の大切にしている想いです。
これまでの経験も、『学習塾Newton』も、人と人のつながりの中で培ってきた大切なものですから、これからも大切にしていきたいです。

今年開塾したばかりですが、口コミや紹介でほとんど満席になっています。
地域のお子さんとご家庭に喜んでいただける指導を続けていきたいですし、将来、卒塾生が大学生になって学生講師で戻ってきてくれたりと、塾の文化ができてきたら嬉しく思います。

指導者が生徒の限界を決めない

沢山の生徒たちを見て、指導者としての経験が増えてくると、だんだん「この子は伸びてもこれくらいだろう」と、その子の限界が見えるような気になるんです。でも実際はそうではなくて、手をかけてあげたら想定していた限界を超えてくるんです。これはどの成績の層の子でも起きることです。だから、一人ひとりの可能性を大切に、丁寧に指導していきたいと思います。

少人数制で一人ひとりを丁寧に伸ばす指導、これからも頑張ってください!
鎌中先生、ありがとうございました!

学習塾Newtonへのお問い合わせはこちらから

塾名学習塾Newton
所在地〒631-0044 奈良県奈良市藤ノ木台1丁目2-18-2
*藤ノ木台1丁目のバス停向かい
HPhttps://www.newton-juku.com/
TEL090-8387-1507
0742-46-1530
instagramhttps://www.instagram.com/newton_juku_nara/

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

枚方市在住。岸和田の個人塾『大志学園』で勤続13年、過去に地域の公立高校・私立高校を紹介するフリーペーパー「大志通信」の制作を担当。”個人塾の良さを、沢山の人に広めたい”という思いで『いい塾探しドットコム』を運営しています。

目次