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志(目的)を持つことの大切さ
志(こころざし)=目的をもって、行動することは、非常に大切なことです。
目的意識の重要性は学習においてだけでなく、スポーツをするときにも、遊ぶときにも当てはまるでしょう。
目的意識をもって行動する子と、そうでない子との成長の差は著しいものがあります。
目的意識を持った子は、難しい壁にぶち当たっても、もがきながら何とか乗り越えてゆきます、そして自分なりの答えの出し方を身につけていきます。
しかし、そうでない子は、すぐに答えを求め、考えることを放棄しがちになります。
勉強ができるようになるために必要な「思考のパーツ」
小中学生が勉強をできるようになるためには、思考するためのパーツの定着が欠かせません。
学習における思考のパーツとは、難しいものではありません。
漢字などの語彙、英単語、計算力、数学の基本公式などです。
これらが学年に応じてキッチリと頭の中に入ってはじめて、学年相応の思考をすることができるのです。
同様に、目的意識を持つことも、相応のパーツがないとできません。
何かヒントがあって初めて目的意識をもてるのです。
志を持つために…
目的意識を持つためのパーツは、普段の生活や人間関係の中で形成されていくものでしょう。
塾というところは、生徒ひとりひとりが今、勉強をできるようになるために指導することはもちろんのことですが、指導を通じて、なぜ勉強するのか、勉強することで何が手にはいるのかを伝え、未来を感じさせるところです。
目的意識をもつヒントを与え、自発的にがんばれる人間を育てるところ、とも言えるのではないでしょうか。
監修:芳谷真宏(現役高校生進学指導専門塾『大志学園』学長)
大志学園では、小中学生が勉強をできるようになるためには、『学習フォームの確立』→『思考のパーツの理解』→『思考のパーツの定着』→『思考のパーツの複合的な使用=考えること』→『思考のパーツの複合的使用のスピードアップ』と以上の5つのステップがあると考え、それぞれを意識しながら指導しています。