高校生の塾の費用、どのくらいかかるか知っていますか?
この記事では、高校生が塾に通うための料金相場についてお話しします。
「月謝の比較が出来ない・・・。」学習塾のHPに料金が載っていない理由とは?
学習塾の授業料は、HPなどで調べても具体的な値段が示されていない場合が多いです。
その理由としては、
・地域・学年・受講科目・授業コースによって値段が大きく変わること
・夏期講習や冬期講習、教材費をはじめとした追加料金があること
により、単に授業費だけをHPに記載すると誤解を与えてしまう可能性があるためです。
「じゃあ、そのコースごとの値段や、追加料金もHPに記載してくれたら良いのに・・・」
と思われるかもしれませんが、それはあまり意味がありません。
なぜなら、保護者や生徒の視点からは、どの授業を受講すれば自分の成績アップに効果的であるかが分からないからです。
塾に通う立場からすれば、塾の料金一覧を見て、出来るかぎり授業料が安くおさまるよう調節し、塾に通いたいものです。
しかし、たとえそのように節約して安いコースに通っても、そのコースが自分に合わず、成績が上がらなかったら意味が無いですよね。
つまり、塾としては一度体験授業に来てもらい、生徒の学力や性格を判断したうえで、一人一人に合うコースを勧めたいのです。
それぞれのコースによって、塾にかかる費用も変わってきます。
そのため、一概に「高校3年生の月謝は○○円!」というようには言い切れないんですね。
高校生の塾の費用は最低でも年間30万円!
では、高校生の塾の費用は、平均的にいくらくらいかかっているのでしょうか?
文部科学省が2016年度に発表した「子供の学習費調査」のデータを見てみましょう。
以下の表は、高校生の保護者が年間で払っている塾の費用の平均です。
高校1年生 | 高校2年生 | 高校3年生 | |
公立 | 79,887円 | 112,975円 | 127,908円 |
私立 | 119,421円 | 177,665円 | 219,791円 |
これだけだと安いように見えますが、このデータには塾に通っていない高校生も「0円」として計算に含まれてしまっています。
では、どのくらいの割合の高校生が塾に通っていないのかというと、
塾に通っている | 塾に通っていない | |
公立 | 35.4% | 64.6% |
私立 | 43.6% | 56.4% |
このように、高校生は半分以上が塾に通っていません。
そこで、塾に通っている生徒に限定して塾の費用の平均を調べたところ、
公立 | 約30万2千円 |
私立 | 約39万4千円 |
という結果になりました。
月謝として考えると、3万3千円ほどになりますね。
しかし、このデータは全国平均ですので、都会の塾や大手学習塾に通うことになると更に値段が高くなることも少なくありません。
2016年「子供の学習費調査」における塾の費用のアンケートでも、高校生が塾に通うには「年間40万円以上かかる」と解答した方が最も多い結果となっています。
「最低でもこのくらいはかかる」と認識しておくべきでしょう。
また、「集団塾」や「個別指導塾」といった学習塾の指導形態によっても授業料は変わります。
基本的に、集団授業は安く、個別授業は高くなることが多いです。
塾選びでは料金だけでなく、この塾の形態も大きなポイントですので、「違いが良く分からない」「自分にはどちらが合っているのか分からない」という方は、ぜひコチラの記事にも目を通してみてくださいね。⇒成績があがる塾はどっち?―集団と個別指導の違い―
費用の比較には【資料請求】【メール】【電話】を活用しよう!
上に述べたように、学習塾の料金は基本的にインターネット上には載っていません。
では、どうすれば安くて良い塾を見つけることができるのでしょうか?
一番簡単な方法は資料請求です。
気になる塾を選んで資料請求すれば、無料で塾の料金を調べることができます!
近場の塾や、有名な塾の資料を請求して、塾の費用を比較してみましょう♪
「わざわざ資料請求するのは面倒くさい・・・」という方には、塾探しポータルサイト「良い塾探しドットコム」がオススメです!
大阪限定のサービスではありますが、良い塾探しドットコムなら、塾の料金の目安をサイト上で確認することができます。
全国展開しているブランドも多数登録されていますので、とりあえず近くにある塾の料金相場を知りたいという方にはピッタリです♪
良い塾探しドットコムでは資料請求や説明会予約をすることなども可能ですので、気になる塾があればそのまま申し込むこともできますよ!
(良い塾探しドットコムは現在試運転中です。本格稼動は今年冬を予定しております。)
もし、資料を請求しても具体的な料金が載っていなかったら、電話やメールをして、費用の見積もりを出してもらうことをオススメします!
その際は、学年、現在の志望校、希望のコースなどを伝え、
・具体的な費用、月謝
・入学金
・教材費
・夏期講習などの特別講習費
・その他の諸費用
がそれぞれ具体的にいくらかかるのか聞くことが大切です。
授業費のみを聞いてしまうと、実際にかかる費用よりも安い料金を伝えられてしまうかもしれないので注意しましょう!
まとめ
・塾の料金は一人一人違うので、基本、HPには載っていない
・高校生が塾に通うには、最低でも年間30~40万円が必要
・集団塾や個別指導塾など、塾の形態によっても授業料は変わる
・入塾前に具体的な総費用を調べておくことがオススメ!資料請求、メール、電話などを活用しよう!