この記事では、助産師の仕事内容や求められる役割、国家試験、学校選び等について紹介しています。
将来、助産師を目指している方はもちろん、初めて助産師のお仕事について知る方も、是非参考にしてください。
助産師とは?
お産のスペシャリストとして、主に出産の立ち会いや分娩の介助、妊婦や新生児のケアを行います。
妊娠期間中から新生児の育児までをサポートする、なくてはならない重要な役割を担う職業です。
助産師ってどんな仕事をするの?
分娩の介助ができるのは医師か助産師のみと定められており、助産師の主な仕事です。
その他にも、妊娠や育児の専門家として、産前産後の健康指導やメンタルケアを行い、不妊や妊娠中の不安、産後の育児等で困っている人に寄り添います。
将来どんな働き方ができる?
助産師のお仕事と言うと病院勤務をイメージする方が多いと思います。実際に、病院や診療所、または助産所で働く助産師が多いです。助産所を自身で開業することもできます。
また、地域の保健センターで働いたり、新生児期の家庭訪問を行ったり、病院以外にも活躍の場があります。
助産師になるには
助産師になるためには、まず看護師国家試験の受験資格を取得後、保健師助産師看護師法によって、1年以上必要な学科を修めることが必要と定められています。
助産師になるためには、看護師・助産師両方の国家試験に合格し、免許を取得しなければなりません。
助産師国家試験の合格率は、「第106回助産師国家試験」(令和5年2月10日実施)の合格率は全体で95.6%、うち新卒者の合格率は95.9%(※)です。
助産師になるための学校選び
助産師になるには様々な教育課程があります。
- 大学・短大・専門学校に通い、看護師と助産師の国家試験を別々に受ける
看護師の国家資格を取得した後、看護系大学院や助産師養成所などで1〜2年学び、助産師の国家試験を受験する。 - 看護師として働きながら助産師の国家試験を受ける
看護師として働きながら、看護系大学院や助産師養成所などで1〜2年学び、助産師の国家試験を受験する。 - 4年制大学に通い、看護師と助産師の国家試験を同時に受ける
大学の助産師課程を選択し、最短4年で看護師・助産師両方の国家試験を受験する。高校卒業後、最短で助産師になることができる。
大学で助産師をめざすメリット
- ● 資格取得のみを目的とせず、豊かな創造力・思考力を育成
大学では医療に関する専門知識を体系的に習得するとともに、幅広い教養を身に付けるカリキュラムが用意されるほか、論理的な思考力や的確な問題解決能力を養うことも重視されています。 - ● 学びの環境が充実
専門学校に比べると施設・設備やインターネット環境が充実しています。さらに、就職後を見越した実践的な実習や演習を学内で行うことも可能です。また、サークル活動なども盛んで、ゆとりを持ってキャンパスライフを楽しむことができます。 - ● 医療スタッフの養成は4年制大学にシフト
超高齢社会の進展など医療をめぐる状況は大きく変わり、医療スタッフに求められる役割も広がってきました。このような背景のもと、4年制大学での養成が増えています。
助産師を目指すなら関西医療大学
大阪府泉南郡熊取町にある関西医療大学では、保健看護学部保健看護学科の『助産師課程』で助産師を目指すことができます。※一部選択制
関西医療大学 看護学科 国家試験合格率
看護師 | 保健師 | 助産師 | |
---|---|---|---|
2023年度 | 94.5% | 100% | 100% |
2022年度 | 95.9% | 100% | 100% |
2021年度 | 100% | 100% | 100% |
高い国家試験合格率はもちろん、
- ● 学科を超えた交流でチーム医療を学ぶ
- ● 実習に重点を置く現場主義で学ぶ
- ● 専門性の高い教授陣のもとで学ぶ
- ● 充実した実習環境
など、広い視点を養いながら高い専門性を身に着けることができます。
関西医療大学 入試情報
公募制推薦選抜が11月に実施されます!
公募制推薦選抜 Ⅰ期
試験日 2023年11月5日(日)
出願期間 2023年10月17日(火)~10月27日(金)
公募制推薦選抜 Ⅱ期
試験日 2023年11月26日(日)
出願期間 2023年11月7日(火)~11月17日(金)
入試について、詳しくは関西医療大学公式ホームページをご確認ください!