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学年最初の中間テスト、迫る!
ゴールデンウィークが終わると、今年最初のテストがやってきます。
当然、誰もが高い点数をとりたいと思うことでしょう。
できれば、少しの頑張りで、高い点数を…と思う人もいるかもしれません。
楽をして良い結果を得たいと思う気持ちは十分に理解できますが、それでは少しもったいない気がします。
テストは試行錯誤のチャンス
受験に直面している中3生にとっての定期テストは通知票に直結し、通知票の成績は入試の内申点となり、合否を決めるものとなるので、中3生は今まで以上に『結果』にこだわってテストに向き合ってもらいたいです。
中1生・中2生は目標まで時間があるので、結果にこだわるだけでなく、毎回のテスト勉強の過程で試行錯誤することが大切です。
テストは「ある物事の性質や性能などをためしてみること。」と定義されています。つまり、テストは改善点を見つけるためのチャンスなのです。
「気づく力」「考える力」を鍛える
「勉強は何のためにするのか?」という質問をしてくる生徒がいます。
その質問に対して「勉強は、大人になり社会に出たときに必要な力をつけるためにするもの」と答えます。
では、社会に出たときに必要な力とはどんな力なのか。
- 勉強ができる
- 体力がある
- センスがある
- コミュニケーションが上手い
など、いろいろな力が必要です。その中でも、特に大切であると言われているのは「気づく力」「考える力」です。
この力は何をしたらよいのか、どうしたらよいのかを考える力です。
そして、この力は何か目標をしっかりと持って、長い期間頑張らないと身に付きません。
目標を達成することに真面目に取り組めば、誰もが自然とどうしたらよいのか何をすべきかに気づくようになります。
監修:芳谷真宏(現役高校生進学指導専門塾『大志学園』学長)
テスト前に計画を立て、実行に移しますが、すべてが計画通りには進みませんよね。 しかし、その進まなかった部分が改善点なのです。改善点をつぶしてゆけば必ず成長します。 つまり、定期テストは学習能力向上のチャンスなのです。