受験勉強を始める前に、必ずやっておくこと
これは、19世紀のフランスの軍人であり政治家のナポレオン・ボナパルトの言葉だそうです。
何かを始める前にしっかり悩み考え、一度始めたら、成功に向かって一心不乱に突き進むのが良いということでしょう。
これは受験生においても当てはまります。
志望校合格への最短ルートは
まず、受験勉強を本格的に始める前に
- どの学校のどの学部に行きたいのか
- なぜ行きたいのか
- 行って将来にどう繋げるのか
- その学校の入試科目やレベルはどうなのか。
など様々な要素から受験を検討します。
そして、目指す学校が決まったら、後はその学校に合格することを目指し一心不乱に勉強することです。
実際、いわゆる難関大学に合格する生徒の多くは、受験を意識するのが早く、受験勉強を始めるのも早く、始めたら迷いなく頑張り続けた者です。
反対に、受験勉強を始めてからも、志望校を何度も何度も変えたり、受験科目を変えたりする生徒は、往々にして受験勉強を始めたのも遅く、始める前に自分の受験についてしっかり検討せず、始めてから慌てて自分の受験について考えるが、合格に対して必要な学力と現実とのギャップや、パンフレットで見た学校とオープンキャンパスなどで実際に見る学校とのイメージのギャップなどで、せっかく決めた志望校を再検討しなければならず、集中して勉強することができずに、結局残念な結果に終わるケースが多いです。
大学受験勉強はいつ始めるのが最適?
また、本格的に受験勉強を始める時期は、志望校によってちがいます。
受験科目の多い国公立大を目指すなら高2の3学期から高3になる前に始めるべきです。
受験科目が3教科の私立大学なら高3になってから始めても間に合うでしょう。
しかし、いずれにせよ受験勉強を始める前に自分の受験についてしっかり検討してから始めなければなりません。
始めてから検討していては中途半端になってしまい、いたずらに無駄な時間を費やすことになってしまいます。
自分の将来のビジョンを考えながら志望校を決定し
志望校に合格するために
- いつまでに
- 何を
- どれだけ
- どのように実行するべきか
を決めるのが塾や学校の“進路指導”です。
受験勉強が本格化する前に、学校や塾の進路指導を上手に使ってみてください。
監修:芳谷真宏(現役高校生進学指導専門塾『大志学園』学長)
いわゆる難関大学に合格する生徒の多くは、受験を意識するのが早く、受験勉強を始めるのも早く、始めたら迷いなく頑張り続けた者でした。 自分一人で将来のことを考えるのは難しい場合が多いと思いますので、家族や先生など、身近な大人と相談することが大切です。