絵で勉強を理解して、暗記する!
【やる気が出ることば】シリーズでは、勉強のやる気が出る言葉・名言・エピソード・小ネタなどを掲載しています。
読んでいるだけでモチベーションがアップして、つい勉強したくなる話が盛りだくさん!
「受験勉強に疲れた!」「もう勉強したくない!」と思ったとき・言われてしまったとき、ぜひ読んでみてください♪
イメージすることは、理解と暗記につながる!
物事を理解するには、《イメージ》することが大切です。
文字が得意な人なら《文章》、絵が得意な人なら《図》。
音が一番頭に入りやすいというなら、《声》など。
何かしらの形でイメージすることで、物事は理解できるようになりますし、そのイメージを元に、暗記もできるようになります。
今回のコラムでは、「絵を描いたことによって勉強が理解出来るようになった!」という2人の方のおはなしをご紹介します♪
①先生の板書を写しているうちに、生物が理解できた!
自分の手で実際に絵を描いてみる
私は高校生物を勉強するとき、いつも図でメモを取っていました。
生物は、たくさんある教科の中でも図解や写真が多いものに入ります。
細胞分裂、染色体、人体の図などなど・・・。
もちろん、教科書にも分かりやすくてクオリティの高い図がたくさん載っています。
しかし生物を理解するときに大切なのは、《自分の手で描いてみる》ということだと私は思います。
きっかけは先生の板書の絵
こう感じるようになったきっかけは、授業を担当していた先生の板書でした。
彼はあまり絵が得意な方ではありませんでしたが、解説するときは必ず簡単な絵をつけてくれました。
黒板の端から端まで書いては消し、また書いては消し・・・。
生物の授業が終わった後の黒板は図と解説でいっぱいで、足元はチョークの粉が多量に降り落ちていました。
私はその先生の板書を写すのが楽しくて、ちょっとした絵もメモするようにしていました。
テスト前にそのノートを見直してみると、先生の解説もよく甦ってきて復習もやりやすいことが分かりました。
ただメモするだけではなくて・・・
ノートを見ているうちに、私は絵で理解することが自分の勉強に合っているのだと気付きました。
それ以降、授業中にメモを写すだけではなく、改めて内容を図に描き直してみようと思うようになりました。
例えば上に挙げた細胞分裂。
先生は1色のチョークで描いていたのを、私は色ペンを使って部分を描き分けてみました。
板書はついつい書き写すことに夢中になってしまうので、内容が入りきっていないこともあります。
授業を思い出すのに有効でした。
また、計算がややこしい交配などの問題。
これは解いてみて間違っていたときに、解説を読みながら自分なりの図に直してみました。
そうすると、思ったよりするっと理解できること、覚えられることが増えてきたのです。
絵と解説を結び付けて暗記!
絵を描ける人には、このように絵を描いて理解し、暗記する方法をおすすめしたいです。
絵を描くときには、ちょっとふざけたような落書きもあって良いと思います。
例えば無機物などにちょっと顔を書き足してみる、など。
その印象とセットで、解説を理解したことを覚えられるからです。
②絵を描くことで、苦手な物理が克服できた!
物理克服のきっかけは絵だった
私は元々物理が苦手でした。
苦手というより、何をやっても理解できなくて嫌いだったと言う方が正確だと思います。
そんな物理が苦手だった私が物理を得意といえるようになったきっかけは、絵でした。
何を言っているんだと思われるかもしれませんが、私にとっては絵を描くことが物理を得意科目にする重要な方法だったのです。
大切なのは、問題をイメージすること
物理が苦手なころの私は力の問題であろうと、電気の問題であろうと、頭の中でどうやって問題を解けばよいのか考えて、式だけをノートに書いていました。
しかし、これでは問題をイメージすることが出来ず、どうやって解けばいいのかも分からなくなり、全く成績が上がりませんでした。
そこで、私はもっと問題を深く理解することが重要だと思い、問題を読んだときに、その問題の状況を絵にしてみることにしました。
このとき、例え問題に絵がついていたとしても自分で理解するために、あえてもう一回自分で絵を描いたりしていました。
すると、問題がどういう状態なのか、何を問われているのかちゃんと理解できるようになりました。
そうして問題が解けるようになってくると、物理が面白くなってきて、さらに勉強するようになっていきました。
絵を描いているうちに、物理が得意科目に!
この好循環を繰り返すことによって、私は物理の成績を上げることができ、大学受験本番の時には物理を得意科目だと自信を持っていえるほどになりました。
私は、絵を描くという方法で苦手な科目を得意な科目に変える事ができたので、ちょっとした工夫で成績を上げることができるんだなと思いました。